
うつ病のまま働き続けてはダメ!仕事から離れて療養しよう!
うつ病で精神的に辛い状態まま仕事を続けても、いい事は一つもないです。
無理に働き続けることで、状況はさらに悪化していきます。
うつ病を発症した場合、原因である仕事から離れて治療に専念することがベストであると考えられています。
うつ病のまま働き続けてはダメ!休職しましょう!
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うつ病などで精神的に辛いまま仕事を続けていても、良い事は一つもありませんよ!
無理して働き続けることで、事態はどんどん悪化してしまい、もっと悪い結果を招くことになります。
うつ病になる人というのは、責任感が人一倍つよい方が多いです。
ただでさえ忙しいのに、「自分がやめたら迷惑がかかる・・・」と考えて無理して働いてしまいます。
うつ病には休養が一番なんですが、休職という選択を選べないんですよね。
しかしです!
考えれば分かることですけど、会社ってあなただけで回っているわけではありません。
あなたの代わりはいます。
それに、辛いまま無理に働き続けても、結局は体を壊して仕事が出来なくなってしまいますよ。
そうなると、結局休職することになります。
状況次第では解雇ということもありえます。
無理に働き続けた結果、限界がきてしまい手遅れになった・・・
なんで早く休職しなかったんだ!と後悔しても遅いんですよ。
だけど、「仕事を休職してしまったら、その間収入が無くて生活できないよ」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そういった場合、休職中も手当を受けられる「傷病手当」という制度があります。
うつ病などの精神的疾患の場合でも、この休職制度や傷病手当金が適用されますので活用しない手はありません。
うつ病とは、ストレスに起因する病気です。
ですから、うつ病になった原因が仕事の場合、ひとまず仕事から距離を置く、休職をする必要があります。
休職中も無理は禁物です
休職中は、仕事のことを考えてはいけない
うつ病になった原因が仕事なら、その仕事のことを考えると辛かった状況を思い出してしまいます。
それはストレスになってしまい、うつ病の治療の妨げとなります。
また、はやく仕事に復帰しなければと焦るのは特にダメですよ。
焦る気持ちが、より病気を悪化させることになってしまいます。
ですから、休職は仕事の事は考えずに、好きな事をしたりして、ゆっくりして過ごして下さい。
自分を責めてはいけない
また、「仕事をしていない」という状況になってしまった自分を責めることもしないで下さい。
休職する前は、仕事をしている自分に少なからずプライドがあったと思います。
今は、そのプライドが壊れてしまった状態ですからね。
あなたは、何もせずに布団に包まっても、リビングで一日ゴロゴロしていてもいいんですよ。
頑張ってはダメ
うつ病の原因は「頑張り過ぎ」なんです。
ですから、「頑張って」とか「多少の無理は」とか考えるのはダメです。
実際頑張りすぎたために病気になったのですから、そんな人がもっと頑張ったら、病気を悪化させるだけです。
完璧にしようとせずに、八分ぐらいの力加減でこなすつもりが必要です。
うつ病で治療中は、とにかく時間はあります。
ですから、中には新しく資格を取得してみようと考える方もいるかもしれません。
でも、うつ病の時は、記憶力がないし、無理しても力は出ないし、やる気も出ないです。
治療が進んでから、簡単な資格ならいいですが、頑張って勉強しないといけないようなものはダメです。
環境を変えてはいけない
実は、うつ病などの精神疾患者にとって旅は禁物です。
時間があるので、気晴らしに旅行でもして気分転換をと考えそうですよね?
仕事をしている時には、ゆっくり旅行なんて時間はなかったでしょうから。
これは正確には、「新しい環境に身を置くこと」をしてはいけないということなんです。
うつ病の場合、環境の変化に対応しようとすることは、立派なストレス要因になるんですね。
ですから、休職中は慣れた環境でゆっくり過ごす。
ストレスフリーな生活が重要となってくるのです。
うつ病のまま働き続けてはダメ!仕事から離れて療養しよう!まとめ
うつ病になってしまったら、そのまま働き続けてはダメです。
状況は悪くなることはあっても、良くなることなどありませんから。
病気の原因から、遠ざからないと改善は見込めないです。
だから、休職して治療をしないといけないんです。
しかし、実際には医者にかかる時間もお金もない、仕事を休むなんてとても・・・と考える方が多いようです。
このように、うつ病を抱えたまま働き続けている方というのは、とても多いのです。
真面目で責任感が強い方が頑張ってしまうんでしょうね。
でも、環境が変わらないなら勝手に治るなんてこともないです。
追い詰められて、最悪の状況になってしまったら・・・
お金のために働き続けて、そのせいで命が縮むのでは本末転倒です。
あなたが休職することをためらっているのは、仕事に復職した後で自分の居場所がなくなるかもしれないと考えているからかもしれません。
うつ病は、労働時間より職場環境のほうが影響が強く影響します。
ですから、うつ病になるまで精神を追い詰められた同じ職場で再び働く必要はないのです。