
うつ病の種類、婚前うつ病(マリッジブルー)とは、どんな特徴・症状がある病気?
大好きな彼氏との結婚が決まったらとても嬉しくて幸せなはずですよね?
しかし結婚式の準備がはじまると”うつ”になる人が多いと言われています。
その原因となるのが、マリッジブルーです。
婚前うつ病(マリッジブルー)の特徴とは?
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マリッジブルーは、その名のとおり結婚に際して陥るうつ病様の症状のことです。
マリッジブルーとは、結婚することで起きる変化に対する不安や恐怖などの精神的ストレスから、不眠症・食欲不振や不安感・恐怖感など、身体的症状や精神的症状が表れることを言います。
マリッジブルーになる時期は、プロポーズを受けて1ヶ月後ぐらいから挙式の1・2ヶ月前ぐらいが比較的多いそうです。
また、お見合い結婚よりも恋愛結婚の方がマリッジブルーになりやすいという話もあります。
マリッジブルーにかかるのは圧倒的に女性が多く、一般的に女性特有のものであるというイメージが強いと思います。
これは、結婚で生活環境が変わる女性が多いためです。
結婚をしても仕事を今まで通り続けられるのか?、退職して家に入る女性は今までと違った生活がどんなものなのか?と多くに女性が不安になると思います。
実はマリッジブルーは女性だけではなく、男性にも陥る可能性があります。
結婚による生活の変化は女性に比べると少ないですが、これから家族を養うという責任、プロポーズするという重圧からマリッジブルーに陥ることがあります。
結婚に関する多様な情報もマリッジブルーに陥る要因になり、結婚に積極的な人や、期待が大きかったりすると陥りやすい傾向があります。
婚前うつ病(マリッジブルー)の症状とは?
マリッジブルーの症状では、代表的な物は以下のようなものになります。
不安・不満
マリッジブルーの最も多い症状は結婚に対する不安感です。
彼・彼女に本当に愛されているのか?、この人と結婚して本当にうまくいくのか?、彼・彼女の両親とうまくやっていけるのか?など結婚に関するあらゆるものに対して感じます。
こういった不安は多少は誰でも感じるものですが、マリッジブルーの場合はより感じやすくなり、不満なども大きく感じます。
それが原因で結婚式の延期や破談になるケースもありますので注意が必要です。
結婚に対する忌避感
マリッジブルーでは、結婚に対する忌避感も多くみられる症状です。
結婚に対して積極的だった人が、結婚の日取りが決まると全てを白紙に戻したくなったり、結婚をなんとなく公にしたくなくなったりといった感情が芽生えます。
その結果、本当に結婚をやめてしまうケースも少なくはありません。
彼・彼女に対する忌避感
結婚に対してではなく、彼や彼女に対して忌避感を覚えるということもあります。
相手と感化をしたわけでも、嫌いになったわけでもないのに突然会いたくないと感じます。
また、彼・彼女とは違うタイプの異性に惹かれるようになったりといった症状も表れます。
とにかく相手を避けようとしてしまいます。
婚前うつ病(マリッジブルー)のまとめ
結婚は幸せなことだと思っていても、不安や恐怖が強ければマリッジブルーに陥ります。
放置しておくと悪化してうつ病に発展するケースもあるため、パートナー同士でしっかりと話し合い、触れ合う時間を作ることが大切です。
結婚というのは人生を大きく左右する一大イベントで、今後の生活というか人生を左右することですから不安があって当然です。
このときの「生活の変化」と「彼との関係」が、マリッジブルーに陥る大きな原因と言われます。
それが表れやすいのが結婚式の準備で、女性と男性では結婚に対するイメージが違うんですね。
女性は結婚式というのは大切なセレモニーだと考える人が多いですが、男性はセレモニーは単なる通過点と捉えているようです。
まあ、主役は花嫁で自分はオマケくらいに思っているでしょうから、結婚の準備に積極的になれないが男性が多いようですね。
この温度差から性格の不一致、価値観の相違を懸念して、この人でいいかな?と不安になってしまいます。
挙式以外でも結婚を機に大きく変わるものが、相手の家族との関係や、金銭感覚、生活習慣など多様にあります。
結婚した先輩からすれば、結婚してからも不安や恐怖を感じることなんて、沢山あると思われるでしょう。
2人の最初の大きな問題として、一緒に解決して幸せな新婚生活を迎えて欲しいですね。