
うつ病で精神障害者保険福祉手帳を取得するべきか?
精神障害のある人のための精神障害者保険福祉手帳。
うつ病も精神障害ですから精神障害者保険福祉手帳を取得でき、様々な支援が受けられます。
しかし、障害者手帳って絶対取得したほうがいいのかな?
精神障害者保険福祉手帳は必要か?
画像出展:http://www.photo-ac.com/
精神障害者保険福祉手帳は、うつ病などの精神疾患のある人が一定の障害にあることを証明するものであり、様々な支援を受けることができます。
しかし、申請に必要な診断書は初診日から6か月を経過した日以後の作成日でないといけないことからも分かる通り、精神障害の治療のために社会生活に制約があるような人が対象です。
それに、初めは治療にそれ程の時間が掛るとは思ってもいないでしょうし、そもそも「うつ病」で障害者手帳を取得できるなんて思ってもいませんでした。
うつ病で休職し、以前の職場にフルタイムで復帰できる程度なら精神障害者保険福祉手帳を取得する必要はないかと思います。
ただ、あまりにも重篤で治療期間が長期になり復帰が不透明なら取得しておいたほうがいいのではないでしょうか?
精神障害者保険福祉手帳のメリットとしては、税金の控除や非課税、各種制度の優遇などがあり、また障害者雇用に応募するためにも必要ですし、失業保険の優遇も受けられます。
自分の場合、退職しても暫くは一般雇用で検討していて後から精神障害者保険福祉手帳を取得して障害者雇用で復職しました。
うつ病で精神障害者保険福祉手帳を取得するべきか?まとめ
画像出展:http://www.photo-ac.com/
精神障害者保険福祉手帳を取得すると様々な支援が受けられます。
ただ、どこで取得することを考えるか?というのが判断しずらいところだと思います。
うつ病で障碍者手帳を取得できることを知らない人もいると思いますし、病気の状態が悪ければ考える余裕もないんじゃないかと。
主治医から、障碍者手帳の取得を促されることもないでしょうからね。
でも、こちらから相談すればアドバイスは頂けると思います。
自分が障害者だと受け入れたくないと思う人もいるかもしれません。
しかし、治療が長引いてくると支援を受けられるのは非常に助かります。
今までの会社を退職して、違う道を余儀なくされるレベルなら精神障害者保険福祉手帳の支援が必要なんではないでしょうか?