うつ病の再発率や回復期間、再発防止策について紹介。

うつ病は絶対に治ります。

しかし、一方では再発率は60%もあると言われています!

再発、再々発と繰り返すごとに再発率は上がっていくそうです。

では、再発しないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

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うつ病の再発率や回復期間は?

122bce51439c6782f607afffc7a5d269_s画像出展:http://www.photo-ac.com/

うつ病は、早期発見、早期治療であれば回復も早いのですが、うつ病の診断の難しさや患者の受診率の悪さから難しい病気とされています。

症状は一進一退を繰り返すようにゆっくりと回復へと向かっていく病気です。

 

うつ病の回復期間は?

日本うつ病学会の発表では、初診患者の回復率は、1カ月以内が20~30%、1~3カ月以内が50%、18カ月(1年半)でも回復しないが15%。

このように、うまく治療していけば3カ月程度で社会復帰できる場合がほとんどです。

また、国内の研究では6カ月程度の治療で回復する症例が50%程度であるとしていますが、20%程度は1年以上うつ状態が続くともいわれています。

このように、治療を受ければ3~6カ月で回復することが多いようです。

 

うつ病の再発率や期間は?

うつ病は、一度回復した後に、再発しない例もあれば再発する例もあります。

うつ病の再発率については、1年以内が30%、5年以内が40~60%となっています。

期間別でみると、10カ月以内で40%、5年以内で41~75%、10年以内で58%、15年以内で85%、25年以内で80~88%の再発率となっています。

そして、うつ病は一度再発してしまうと、更に再発率が上がっていくと言われています。

1回うつ病になった人が再発する率は50%、2回うつ病になった人では75%、3回うつ病になった人では90%と高い確率で再発しているといいます。

 

うつ病は再発防止策が重要!

うつ病の再発最大の原因は焦りです。

早く治りたい!、早く仕事に復帰しなくては!と焦る気持ちは分かりますが、ここで無理すると再発の危険性が高くなります。

特に仕事では、自分の居場所がなくなってしまうのが怖くて、復職を急いで再発してしまうことも多いようです。

 

うつ病の原因を取り除く

うつ病は再発しやすい病気のため、原因を除去していないと再発の可能性が高まってしまうようです。

ストレスの原因が残っていると、回復しても再発のきっかけになることがあります。

うつ病には、「急性期」「回復期」「再発予防期」とあり、回復期の通常の生活に戻れたと思ったときが一番重要です。

ここで治ったとばかりに、薬の服用を辞めてしまったりすると再発率がぐっと高くなってしまいます。

「再発予防期」は1~2年以上あるので、過労を避けて時間を十分にとることが重要で、治ったと思っても主治医と相談し治療や薬の服用を続けましょう。

 

薬の服用を継続する維持療法

再発を繰り返している人が長期間薬を飲むなどの治療をすることで、再発防止になる療法です。

薬を常用することに心配する人もいますがが、抗うつ薬は癖になったりすることありません。

維持療法は、特に反復性のうつ病には効果的で、維持療法を受けている人の80%は再発していないそうです。

 

思考パターンを変える

思考パターンを変えることがとても重要だとも言われています。

自分の思考や価値観を変化させたり、自分が生活しすい環境を考えて、今までより悩まず楽に生きられる思考にさせていきます。

うつ病を経験したからこその考え方があると思います。

しかし、考え方を変えるというのは、口で言うほど簡単には行かないかもしれません。

 

睡眠リズムを保つ

不眠が続くと、疲労感を感じたり、気分が沈んだ状態になってしまうため、不眠解消は再発防止には重要です。

 

うつ病の症状が再発するきっかけ

取り巻く環境の急激な変化

休職していた場合、急な環境の変化を避けるため、仕事量は徐々に増やしていくようにしてもらいましょう。

残業や深夜勤務など、負担が急激に増えると、再発のきっかけになる場合があります。

 

頑張りすぎて疲労の蓄積

うつ病は、真面目な人や几帳面な人がなりやすく、何かあると自分を責めてしまう人が多いのが特徴です。

そのため、回復したからと一気に頑張りすぎてしまうことが多く、その反動で、調子が悪い日に何もできなくなると、悪循環になってしまうこともあるようです。

 

周囲の人の理解不足

家族や職場の理解不足で再発してしまうケースもあります。

特に職場では、復帰後すぐに以前と同様の仕事量を与えたり、誤った励まし方で、再発してしまうこともあります。

 

うつ病が再発したら?

うつ病が再発してしまったら、アナタは自分を責めたり、ダメな人間だと思うかもしれません。

うつ病は、脳の病気で身体の病気と同じように治療が必要です。

誰もがなる可能性がある病気なんですよ。

必要以上に自分を責めないようにしてください。

 

周囲の人に状況を話す

再発の場合でも、早期発見、早期治療は有効であることは変わりません。

再発兆候は、初発のときと同様の症状が見られるため、家族や周囲が気づくこともあるかもしれません。

自分で病状を伝え、家族や周囲の理解不足や不安感を抑えることができます。

 

仕事を再度休む勇気を持とう

うつ病が再発したかも?と思っても、これ以上迷惑をかけられないと放置してしまうことがあるかもしれません。

しかし、いずれ悪化してしまえば、また会社には行けなくなってしまうでしょう。

周囲や医師に相談し、仕事のペースの見直したり、場合によっては再度休職をする勇気を持つことが必要です。

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うつ病の再発率や回復期間、再発防止策のまとめ

うつ病は、なかなか周囲から理解されにくく、回復しても、周囲の理解不足などで再発してしまうことがあります。

とにかく、うつ病は再発しやすい病気で、繰り返すことで再発率は高くなっていきます。


ですので最初の段階で、しっかり治療して再発させないことが大事です。

焦って動いたり、頑張りすぎることは、再発の危険性が高いです。

以前の8割くらいのペースで、ゆっくり治療しながら生活していきましょう。

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