うつ病の代表的な種類と原因・特徴・症状を紹介します。

うつ病とはいっても、その原因や症状によって多様に分類されます。

一般的なうつ病のイメージは大うつ病性障害に基づくものです。

うつ病の中でも、もっとも基本的な症状になります。

若年層から中高年の方まで幅広くかかる可能性のある病気であり、油断することはできません。

ここでは、大うつ病性障害をはじめとした、うつ病の種類と特徴を紹介していきます。

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代表的な、うつ病の種類と特徴

db4d7fa8dba10034f90566a3dba6e584_s画像出展:http://www.photo-ac.com/

・大うつ病性障害

大うつ病性障害はうつ病性障害のひとつで、最もスタンダードなうつ病です。

一般的には「大うつ病性障害」=「うつ病」という認識でよいと思います。

気分障害の一種であり、気分が憂うつになって落ち込んだり何事に対しても悲観的な思考になる病気です。

約15%の人が一生に一度はかかるとまで言われており、日本では中高年層に多く見られるようになった病気です。

大うつ病性障害は生活の中でストレスの高い事柄が引き金となって、発症することがあります。

大うつ病性障害の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・双極性障害

気分が異常に高揚し普段では考えられない行動をしてしまう躁状態と、抑うつ・意欲の低下などのうつ状態を繰り返す精神障害です。

期間は数カ月から数年と差があって、どちらでもない状態の期間もあるため診断の難しい病気です。

双極性障害で怖いのは 精神障害の中で最も自殺企図が多い病気であることです。

また、ひどい躁状態のときに本人が自覚がないまま周囲に迷惑をかけることで、社会生活で支障が生じる可能性が高い病気なのです。

双極性障害の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

その他の、うつ病の種類と特徴

・気分変調性障害

一日中気分が冴えないといった、軽度の抑うつ症状が2年以上に続くことが特徴になります。

気分変調性障害は長い間性格の問題と思われて治療をされないこともありましたが、現在では他の精神疾患と同じように治療されています。

思春期に発症すると、「難しい年ごろ」「思春期の悩み」ですまされてしまうことが圧倒的に多いです。

そのために自分が気分変調性障害という病気にかかっているなどとは自覚していません。

長期間の症状のため、ストレスへの耐性が低下しているので不安を感じやすくなり、パニック障害などの不安障害を合併することあります。

症状を悪化させた場合には、パーソナリティ障害を合併することもあります。

このように気分変調性障害は不安定な精神状態が長く持続するという症状のために、ほかの精神障害を合併しやすく「二重うつ病」となりやすいのです。

気分変調性障害の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・非定型うつ病

うつ病で最も患者数の多いものが大うつ病性障害で、気分変調性障害を合わせてうつ病性障害と呼びます。

しかし、最近ではこの枠に収まらない、新たなうつ病が目立ってきています。

その一つが、非定型うつ病、または新型うつ病と呼ばれています。

近年都市部を中心として患者の数は増えていて、20~30代くらいの若い女性に多くみられます。

非定型うつ病は、その症状から周りからみて「甘え」ているように見られます。

非定型うつ病の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・仮面うつ病

仮面うつ病は、うつ病の典型的な症状が乏しく、一見するとうつ病ではない印象があります。

気分の落ち込みや興味・喜びの喪失などといったうつ病でよくある精神的な症状はあまり表れず、逆に身体的症状が強く表れます。

このことから、患者さんは初めは内科などを受診することが多いのです。

そこで身体的な症状に合わせた治療が行われますが、 本質はうつ病なので身体的症状が多少軽くなってもあるため仮面うつ病事態は改善されません。

仮面うつ病は、最初に診断した医師がうつ病に関する知識をきちんと持っているかが重要となります。

というのも身体的な症状が強いとはいえ、うつ病の典型的な気分の落ち込みや興味・喜びの喪失などの精神的な症状も多少は見られるため、最初の時点でうつ病を疑えるか?ということが大事となります。

仮面うつ病の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・退行期うつ病

60~65歳くらいの老齢期に差し掛かる頃にかかりやすいうつ病で、初老期うつ病や更年期うつ病とも呼ばれます。

特徴は、身体的な症状が強く精神的な症状が身体的な症状に置き換えられやすいため、より顕著に表れます。

更に退行期うつ病の厄介なのは、患者が精神疾患であることを容易に認めないことが多いという点です。

退行期うつ病の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・微笑みうつ病

心に抑うつ症状を抱えていながら、人前では微笑みを絶やさないうつ病のことです。

心配させまいという一心で必死に笑顔を作る方が多く、一人になると抑うつ症状に襲われ、極端に落ち込んでしまう結果となります。

抑うつ症状や身体の不調が軽い内は気づかれにくいので、うつ病としての潜伏期間が長くなるケースも珍しくありません。

患者は壮年期の大人が多く「自分がしっかりしなくては」という思いから、病気を隠しがちです。

自分だけで解決しなくてはと思うあまり、医師の診察を受けずに悪化させてしまったり、自殺に至る事態もみられる、危険な病気です。

微笑みうつ病の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・季節性情動障害

ある決まった季節になると、理由なく落ち込む抑うつ症状が毎年起こる脳機能障害の一種です。

気分が落ち込んでイライラや不安を感じたり、倦怠感を感じたり、睡眠や食欲に異常をきたしたりします。

決まった季節が過ぎれば症状が消えてしまうので、寒い(暑い)のが苦手なだけと考え、気づくのが非常に難しい病気なのです。

季節性情動障害の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・婚前うつ病(マリッジブルー)

マリッジブルーとは、結婚することで起きる変化に対する不安や恐怖などの精神的ストレスから、不眠症・食欲不振や不安感・恐怖感など、身体的症状や精神的症状が表れることを言います。

マリッジブルーになる時期は、プロポーズを受けて1ヶ月後ぐらいから挙式の1・2ヶ月前ぐらいが比較的多いそうです。

マリッジブルーにかかるのは圧倒的に女性が多く、一般的に女性特有のものであるというイメージが強いと思います。

これは、結婚で生活環境が変わる女性が多いためです。

婚前うつ病(マリッジブルー)の詳しい症状はコチラをご覧ください。

 

・マタニティーブルー(産後うつ病)

出産後すぐから2週間後にかけて発症するものをマタニティーブルーと呼んでいます。

ホルモンバランスが乱れることによって起こりますが、10日から2週間もすれば少しずつ体の状態と気持ちが安定してきます。

とにかく、ゆっくり体を休めることが先決です。

産後うつ病とは産後2~3週間後から3カ月の間に育児ストレスから発症するケースが多い症状です。

マタニティーブルーのように時間が経っても症状が和らぐといったことはありません。

抑うつ症状がみられるため、治療が必要な病気になります。

マタニティーブルー(産後うつ病)の詳しい症状はコチラをご覧ください。

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うつ病の種類まとめ

うつ病には、様々な種類があります。

この中でも季節性のものや、精神症状があまりでないものは自覚するのが難しいと思いますね。

精神症状が出ている人でも、追い詰められているから中々自分がうつ病になっていると思わないでしょうね。

おかしいな?と思ったら、早めに医師に相談しましょう!としか言えないですが・・・。

とにかく、うつ病に似ている病気はたくさんあります。 それを見分けるのには結構な経験とノウハウが必要なんで医者に行って安心しましょう!

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